事例紹介03
共同印刷株式会社 本社新社屋における各種省エネ技術の導入
共同印刷株式会社様は、築後約80年が経過した本社社屋の耐震性およびセキュリティの強化、職場環境改善による効率性の向上などを総合的に勘案して建て替えを決定され、2022年3月に新社屋が完成しました。本建物はさまざまな省エネ技術を駆使した環境に配慮した設計で、ZEB Ready※1を実現するとともにBELS認証※2の最高ランクである5つ星(☆☆☆☆☆)を取得し、より快適で効率的な働き方を実現するオフィス環境と、非常時に備えた設備環境を実現しています。当社は、空調・衛生工事を担当し、各種省エネ設備を施工いたしました。
ZEB Ready認証・BELS認証5つ星取得
※1 ZEB Readyとは、ZEBを見据えた先進建築物として、外皮の高断熱化および高効率な省エネ設備を備えた建築物を指します。
※2 BELS認証とは、Building-Housing Energy-efficiency Labeling System(建築物省エネルギー性能表示制度)の略称で、建築物の省エネ性能を表示する第三者認証制度の1つとして、一次エネルギー消費量をもとに5段階の星マークで表示されます。
新社屋の主な特徴
- 1. 省エネ技術による地球環境への配慮
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- 建物の構造体(縦庇)による日射遮蔽、昼光利用照明、日射追従電動ブラインドシステム
- 全館LED照明、オール電気熱源、中温冷水利用による熱源の高効率運転
- 2. 非常時に備えたレジリエントな施設計画
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- 免震構造を採用し、建物設備への震災被害リスクを低減
- 非常時3日間の本社機能を維持するインフラ設備(受排水、発電等)の完備
- 3. 快適で効率的な働き方を実現するオフィス環境
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- 均一な温度環境と自由なレイアウトを実現する、輻射熱空調および床吹き出し空調システム
- デシカント空調機による除湿制御