技術
デシカント空調システムの研究
デシカント空調システムの重要性
- クールビズや節電の取り組みにおいて、オフィスでの冷房設定温度は、28℃が推奨されている。
- 除湿されていなければ、28℃で快適性は確保できない。
- 居住者に我慢を強いることになり、知的生産性が低下してしまう。
- 現在使われている空調機では結露が発生し、微生物の発生による衛生環境の低下が懸念される。
以下の特徴を持つデシカント空調システムに着目
①除湿制御を正確に行うことが可能
②空調機内で結露が発生しない
デシカント空調システムの問題点
- 従来のデシカント空調システムは、システムCOPが1以下と低いことが問題である。
- 除湿で生じる吸着熱の処理に必要な冷却エネルギーとデシカントの再生に必要な加熱エネルギーに自然エネルギーをいかに有効活用するかが課題である。
ヒートポンプと太陽熱を活用し、
デシカント空調システムの効率化を目指している。
太陽熱を活用した
ヒートポンプ組み込み型デシカント空調システム
- 業務用ビルをターゲット
- 特徴
- 高効率ヒ-トポンプの高温冷水(20℃)と低温温水(55℃)を有効に活用
- 除湿剤には低温再生に有利な高分子素材を利用
- 太陽熱集熱器を用いて自然エネルギーを活用
夏期条件下においてシステムCOP3以上を達成
システム構成
デシカント空調機
空気式太陽熱集熱器
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