技術
データセンター向け空調技術
データセンターにおける空調設備
サーバーの高性能化・高密度化に伴い、空調方式には能力向上・高効率化が求められております。また、地球温暖化防止の観点から、附帯設備である空調設備の省エネ性能もあわせて求められております。
当社では、データセンターの空調設備での省エネを、様々な技術でサポートしていきます。
外気導入による冷房
実施概要
- 外気を直接または間接的にサーバー室へ導入し、サーバーによって温度上昇した空気の一部は、処理せずそのまま排出する方式
- 立地条件やサーバーの仕様(温度条件)によって、外気冷房の適用できる期間が変化
→年平均気温の低い地域であれば、より長い期間の適用が可能 - 塵埃・腐食ガスなどの空気質悪化や結露による、サーバーへの影響度に注意が必要
実施例
発展型フリークーリング
大温度差空調システム
- 熱源から空調機までの冷水の往きと還りの温度差を通常より大きくすることにより搬送水量を小さくすることができるシステム。
- 空調機から室内に供給する空調空気の往きと還りの温度差を広げることにより搬送空気量を低減することができるシステム。
- 空気や水の搬送量の低減により搬送動力やダクト・配管サイズが小さくでき、イニシャルコスト、ランニングコストの削減が可能。
熱流体シミュレーション事例
リニューアルフロー
新設のデータセンターだけでなく、既設データセンターのリニューアルにも取り組んでおります。
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