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2025年卒業予定の皆さま

2026年卒業予定の皆さま

K.I

INTERVIEW04


K.I

技術研究所

本社 技術研究所
2018年度入社 園芸学研究科卒

空気・水・熱に関係する研究開発や
先端技術を用いた施工サポートを行う

出会いと入社について

植物工場の取り組みに惹かれた

大学・大学院では、農学を専攻しており植物の栽培方法や生理現象(光合成・呼吸など)について学び、研究室では、植物工場において生育環境(気温、湿度、CO2濃度など)を制御した際の植物の応答について研究していました。研究生活の中で、空間の環境を制御することの難しさ・楽しさを体感し、元々機械いじりが好きだったこともあり、建築設備の業界に興味を持つようになりました。そして、朝日工業社は、建築設備業界の中でも植物工場の取り組みに力を入れており、植物工場でワクチンとして経口摂取できる米を開発するなど、かなり変わったことにもチャレンジしていることを知り、学生時代の専攻を生かしながらさまざまなことにチャレンジできる環境だと感じて入社を決めました。
入社前は、異分野出身のため建築設備の知識で遅れを取らないかという不安がありましたが、新入社員研修で建築設備について基礎から教わることができました。また、建築設備に必要な知識範囲は広く、水質管理等の意外なところで農学系の知識が活きることもあるという発見もありました。

植物工場の取り組みに惹かれた

プロジェクト、仕事内容について

空調・衛生の制御方法の
研究・開発に取り組む

技術研究所では、空気・水・熱に関係する分野において、さまざまなシステムの研究開発や先端技術を用いた施工サポートを行っています。業務内容は多岐に渡りますが、私は主に植物工場などの特殊な建築物向けの空調・衛生の制御方法の研究・開発を行っています。一例としては、最新の微粒子・気流可視化計測技術を用いて、肉眼では観察できない微粒子の挙動や風の流れを高感度・高速度カメラを用いて“見える化”し、クリーンルームの気流性状の評価等を行っています。
建築設備業界では、施主様、メーカー、協力会社等のさまざまな立場の方と打ち合わせしながら業務を進める必要があります。その際、どのような時も相手の立場を考えながら話すことで、円滑に打ち合わせを進められるよう心掛けています。

空調・衛生の制御方法の<br>研究・開発に取り組む

仕事の面白さ、やりがいについて

幅広い産業を底支えできる仕事

この仕事のやりがい・面白さは、幅広い産業を底支えできるところにあると思います。昨年度、私が関わってきた現場の工場が稼働し、その工場で作られたものが製品化されました。製品化されることで、日本を支える工場を作ったという達成感がわきました。
また、私は大学・大学院から研究を中心にした生活を送っていますが、学生時代と比較すると、より実用的な研究に取り組むことが多く、“研究”という点では同じですが学生時代とは異なる楽しさがあると感じています。

幅広い産業を底支えできる仕事

思い出の仕事について

学会発表で技術者としての
成長を実感

研究内容を初めて工学系の学会で発表したことが思い出に残っています。農学系出身だったため、工学系の学会で発表をするのは難易度が高く感じていましたが、先輩方にアドバイスをもらいながら入念に準備を行ったところ、学会発表では設備関係の専門家の方々とも十分に意見交換を行え、技術者として成長を感じました。こうした発表ができた理由として、研修や普段の業務で建築設備についてしっかりと学ぶことができていたことも非常に大きいと思います。
そのほかに、客先が実験に使用する装置を開発する際に、既存製品がほぼなく、情報が少ない上に短期間での開発が必要という案件を担当した時のことも印象に残っています。その際は、客先と密に連絡を取り、必要な機能のヒアリング・期間短縮を図るため機能の優先順位付けを行いました。その上で、社内・協力会社と連携して優先順位が高い機能を持つ試験装置の開発から始めていくことで、無事にすべての開発を完了させることができました。

学会発表で技術者としての<br>成長を実感

会社の魅力とこれからについて

社会課題の解決の一助になりたい

朝日工業社はチーム一丸となって仕事を進めているため、同僚や先輩との壁がなく、困ったことがあれば気軽に相談することができるところが良いと思っています。
今後の目標としては、社内技術を効果的にPRできるような一人前の技術者・研究者になりたいと思っています。そして、長期的な目標としては、エネルギー問題・少子高齢化社会などの社会課題の解決の一助になれるように、最新の技術を取り入れながら研究活動を続けていきたいと思っています。今はまだ経験も知識も足りず、思い通りの仕事はなかなかできませんが、職場の先輩方を見習って少しでも目標に近づけるよう勉強していきたいと考えています。

社会課題の解決の一助になりたい
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K.I

学生へのメッセージ

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朝日工業社の説明会に
ぜひ参加してください
多くの業界・企業がある中で、どこの説明会・面接に行くべきかは非常に悩むと思います。最初から業界を一つに絞らずに、様々な業界に興味を持ってください。自ずと、入社したい会社を見つけられるはずです。また、Webサイトや就活サイトで感じた雰囲気と実際の会社の雰囲気にはギャップがあるので、まず説明会に行ってみるのもお勧めです。特に、朝日工業社の先輩社員には話やすい人が多いので、建築業界に興味を持った方はぜひ朝日工業社の説明会に参加してみてください!

1DAY SCHEDULE
1日のスケジュール

8:45
始業 メール等のチェック
業務の進捗状況、実験内容の確認など
10:00
実験作業@実験室
⇒クリーンルームの気流可視化や風速測定
⇒植物の栽培環境(温湿度、CO2)の測定 など
12:00
昼食
13:00
個々のお客様への対応
⇒お客様の課題ヒアリングや開発打ち合わせ
⇒次の実験に関しての打ち合わせ
16:00
技術論文・講演資料作成
18:00
終業、帰宅

休日は学生時代の友人と登山・サイクリング・スキーなどに行くことが多いです。長期休みには、沖縄でダイビングをしたり、海外で登山をしたりと普段行けない場所に行っています。気分転換になる上、普段の仕事では関われない方とも話せるので、仕事に役に立つ情報が得られることもあります。

※掲載内容は取材当時のものです

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