INTERVIEW09
E.N
施工管理
大阪支社 第2工事部
2010年度入社 理工学部卒
日々変化する工事の状況を把握して、
施工、仕上がりをイメージしながら現場を監督する
出会いと入社について
現場に対する不安は
すぐに解消された
大学時代は理工学部物質化学科に在籍し、研究室では光合成生物が持つクロロフィル分子と同じように光エネルギーを効率よく捕集できる超分子システムの構築について研究していました。
就職活動では化学系の業界を志望していましたが、在籍していた学科の推薦枠に設備会社があり、そこから建築設備業界に興味を持ちました。そして、空調衛生設備は建物に“なくてはならない”もので、説明会等で朝日工業社のことを知っていくと業界の中でも非常に歴史が長く、中心的な企業だと知り、入社を希望しました。
その一方で、入社にあたっては工事現場で自分が作業員さんに対して指示することができるのかいう思いがありました。また、かなり過酷ではないかとも思ってました。しかし、実際に現場に出てみると、最初はベテランの方から怒られることもありましたが、一生懸命な姿勢を周囲は見てくれていますので、それに対しては協力会社の方もしっかりサポートしてくれます。繁忙期は確かに忙しいですが、スムーズに工事が進められればゆとりが持てるので、常に多忙というわけではありません。
プロジェクト、仕事内容について
常に適時・的確な
指示・判断が求められる
私は現場代理人、現場所長として製造工場や研究棟に従事する機会が多く、現在は製造工場でライン機器入替えに伴う空調設備工事の改修を行っています。現在の現場職員は4名で私は主に施主、ゼネコンとの打ち合わせや施工する為に必要な図面、施工要領の作成を行っています。また、下請け業者さんへの工事依頼や発注業務も主要な業務です。
現場所長としての業務では、検討・準備段階がとても重要です。施工、仕上がりをどれだけイメージできているかで後々の工期やコストに大きく影響してきます。どの職種にも言えることですが、キーポイントを逃さないことが大切です。現場は常に動いているので、次の日に現場に行くと昨日と同じ状況であることはほとんどなく、その時の判断や指示が後々大きく影響してきます。また、朝日工業社の行動指針である「私たちは現場マインドで発想し、行動します」を心掛けながらも、常に仕事のことばかり考えずオンとオフの切替も意識して行うようにしています。
仕事の面白さ、やりがいについて
同じ現場は一つもなく、
毎日が新鮮
建築設備の施工ですので、まったく同じ工事というものがなく、毎回新しい場所、メンバーと新しい経験、成長が感じられる点に特長があると思います。その現場、チーム毎に適した役割や施工方法、協力会社を決定し、結果を出すためにマネジメントしていく、そうしたプロセスの一つひとつが面白いと感じています。また、会社の代表として大きな責任を感じながら現場を進めていき、プロジェクトを完成させた満足感は次の挑戦への原動力になります。さらに、自分が施工した建物が社会で一つの役割を果たしていると思うと感慨深いものがあります。
こうした業務の中で、特に印象に残っているのは、入社10年目で経験した製造工場での研究棟建設工事です。この工事は、短工期で設備の物量も多く、特に天井内の納まりに苦労しました。施工の順番を間違えると施工できなくなる箇所も多くありましたが、これまで以上に工事関係者全員の「何とかこの工事をやり遂げよう」という思いを強く感じました。所属している会社は違っても建築・設備・電気が共に苦労し、一体となって完成した際には何とも言えない仲間意識が生まれていたことをよく覚えています。今でもその時のメンバーと顔を合わせると、当時の感覚や苦労がよみがえってきて、同窓会のような雰囲気になります。
会社の魅力について
自分の意見を伝えやすく、
成長機会も多い
部下の意見を受け入れてくれる先輩が多く、上司に対して自分の意見を伝えやすい会社だと思います。また、入社時だけでなく、入社後も定期的に同期が集まって研修を行うため、横のつながりも作りやすい環境です。設備管理は基本的に現場もしくは現場事務所で仕事をすることが多いのですが、気さくな作業員さんが多く、現場での休憩中は趣味や美味しい物などの話をして、和気あいあいとした雰囲気でリラックスさせていただいています(笑)。
任せられる業務については、若手、ベテラン関係なく大きな役割を担うことができる会社だと思います。私も5・6年目の時に、大きくはありませんが一つの現場の所長を任され、意欲があれば成長するチャンスを与えてくれる会社だと思いました。他にも、朝日工業社という組織は、一人ひとりの個性を発揮しやすく、自分らしさを活かしやすいことが特長だと感じています。
これからについて
幅広い経験を積んで、
さらに成長していきたい
入社してから十数年、設備管理を担当していますが、まだまだ勉強不足だと日々感じます。今後は、職員が数十人規模の大きなプロジェクトにも関わってみたいと思ってますし、海外のメーカーが日本国内に建設する工場などのプロジェクトに参加して新たな経験や知識を身につけるなど、さらにキャリアを積み重ねて幅広い観点から提案や施工管理ができるような現場監督へと成長していきたいと考えています。
1DAY SCHEDULE
1日のスケジュール
- 8:00
- 現場朝礼
作業内容の確認。その日の調整事項などを打合せ - 8:30
- 現場巡回
施工状況、安全性の確認 - 10:00
- 現場定例会議
施主及び建築担当者との工程・施工計画・課題点などを調整 - 12:00
- 昼食
- 13:00
- 図面作成業務
打合せ事項の図面変更指示 - 16:00
- 現場巡回
施工状況、進捗状況の確認 - 17:00
- 所内打合せ
明日の作業内容、課題点を確認 - 17:30
- 書類作成業務
施工計画資料の作成。発注業務 - 19:00
- 終業
小さい子どもが2人いるので、休日は家族で公園に行ったり、買物に行くことでリフレッシュしています。体を動かすことも好きなので、時間があれば趣味のゴルフやフィットネスジムに行くことで気分転換するようにしています。そして今後は、家族で海外旅行にも行きたいと思っています。
※掲載内容は取材当時のものです
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