朝日工業社LABO

論文詳細

研究論文 No.35

クリーンルームの扉開閉の動特性と開閉によるクロスコンタミネーション

発表先

「クリーンテクノロジー」誌 9月号(日本工業出版)

発表者

本田重夫

内容

非一方向流式クリーンルームでエアロック機構が無い場合は、扉開閉により引き起こされるクロスコンタミネーションの可能性があるにも係わらず、これまではあまり考慮されてこなかった。そこで本研究では、固形製剤のクリーンルームにおける扉開閉の動特性を気流可視化による定性的評価と3次元超音波風速計による定量的評価で明らかにした。また、扉開閉に伴う浮遊粒子の移送量を測定し、開閉によるクロスコンタミネーションの可能性を明らかにした。

発表年月:2005.09