研究論文 No.31
ボイドスラブを利用した住宅用暖房方式に関する研究
発表先
平成17年度 空気調和・衛生工学会大会(北海道工業大学)
発表者
小金井真
関東学院大学:秋元孝之、東海大学:中野淳太
(株)栗本鐵工所:平田篤
内容
住宅のボイドスラブにソーラーウォールで得られた温風を供給した場合の伝熱解析を行い、室内温度等を予測した。また、日射が無くなる時間帯にガス発電・給湯暖冷房システム(コージェネレーションシステム)により得られた温水により空気を加熱して床下に供給した場合の室内温度、床温度なども調べた。最適なボイドスラブ配置、温風の流入・流出方向及び風速等を明らかにし、補助熱源としてガス発電・給湯暖冷房システムを併用した場合でも室内温度を快適なレベルまで上昇させるには到らず、一般の室内暖房装置と組み合わせた床蓄熱暖房方式の検討が必要であること等が分かった。