研究論文 No.286
生活空間における消臭剤の性能評価法に関する研究 その2
~一般家庭の実空間を想定した15.6㎥空間モデルにおける検討~
発表先
におい・かおり環境協会誌
発表者
村上栄造、佐々木道香(小林製薬)、北島幸太郎(小林製薬)、新田宗由記(小林製薬)、松宗憲彦(小林製薬)
内容
実空間を想定した15.6㎥の試験空間で生ゴミ臭に寄与する硫化水素を連続発生させ、消臭剤設置前後の空間濃度分布から換気下における消臭剤の性能を評価した。その結果、硫化水素の高濃度領域に消臭剤を設置すると、その近傍で約50%、消臭剤からやや離れた空間でも約15%の濃度低減が確認できた。