研究論文 No.25
産総研北海道センター実験動物施設における省エネ化
発表先
日本実験動物学会
発表者
阿部博史、関口正博
内容
実験動物施設における換気量は、空調エネルギー消費量と密接に関連している。換気量を低減する事が省エネルギーにつながり、維持管理費を抑制する大きな要因の一つとなっている。一方、換気量を低減する事により、飼育環境の悪化を招く危険性もあり十分な検証を行い、換気量を決定する必要がある。今回、今春竣工した産業総合研究所北海道センター実験動物施設において実際にマウス、ラットを飼育している状況下で換気回数15回から10回に低減した時の室内環境への影響及びケージ内環境への影響を検証した。