研究論文 No.240
臭気濃度計算による空気清浄機の性能評価に関する研究
発表先
空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会
発表者
村上栄造、並木則和(工学院大)、鍵 直樹(東京工業大)
内容
臭気濃度計算により、密閉空間における空気清浄機の導入効果を大まかに予測する線図を作成した。線図利用にあたっては、処理後の濃度分布を把握しておく方が良い。そこで、臭気物質を想定した拡散物質の濃度分布をCFD解析で求めて通過回数(循環風量を室内気積で除した値)TACとの関係を調査した。その結果、処理30分後の濃度は、TACに関係なく平均濃度の概ね0.2~1.07倍で分布することがわかった。