研究論文 No.224
換気下における空気清浄機の導入効果予測
発表先
空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会
発表者
村上栄造、並木則和(工学院大)、鍵直樹(東京工業大)、藤井博史(㈱住化分析センター)
内容
室内で発生する臭気・VOCや塵埃などの対策として、室内空気を循環処理する空気清浄機を用いることがある。しかし、対象空間の気積や換気量に見合った処理能力の空気清浄機を選定しなければ期待する効果は得られない。そこで、空気清浄機のワンパス除去性能と室内空気の通気回数の関係から、換気下(機械換気、自然換気)における空気清浄機の導入効果を大まかに予測する線図を作成した。その結果、計画段階において空気清浄機の台数や処理能力(清浄空気供給率、相当換気回数)を容易に算出できるようになった。