研究論文 No.441
空調のダクトレス化によるエンボディド・カーボン抑制効果の試算
発表先
空気調和・衛生工学会大会
発表者
明治大学 樋山恭助
株式会社朝日工業社 主任研究員 生田紀夫
内容
ZEBの普及等により運用時のエネルギー使用の抑制が進むが、そのための設備の高度化に伴いエンボディド・カーボンが増加するといったトレードオフが発生しやすい状況においては、いかに少ない温室効果ガス排出量で高効率かつ高性能な設備を効率的に設計するかが、建築設備業界に課される挑戦的な課題となる。この背景の下、本研究ではダクトレス空調システムを対象にダクト工事量の抑制によるエンボディド・カーボンの削減量を試算することで、建築設備のエンボディド・カーボンの内訳を概観し、試算方法および結果に対し考察を行った。
発表年月:2024.9
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