研究論文 No.402
オープンダクトを活用したコアンダ効果による空気搬送の効率化に関する研究
(その1)冷房時における効果検証
(その2)暖房時における効果検証
発表先
日本建築学会大会
発表者
生田紀夫、鈴木実夏、井上克哉
内容
スケルトン天井を採用するオフィスや工場では天井面を活用したダクトレス空調システムを採用することができず、ノズルを用いた壁吹き出しを採用する事例が多い。ノズルによる壁吹き出しの場合では、空調空気の到達距離を確保するために搬送動力が大きくなることが課題である。本研究では空気搬送の効率化としてオープンダクトを活用した手法を提案し、検討を行っている。その1では冷房時、その2では暖房時における空調空気の到達距離及び温度分布の確認を行ったので結果を報告する。