朝日工業社LABO

論文詳細

研究論文 No.364

真空紫外光とヨウ素酸添着活性炭によるオゾン触媒酸化

発表先

空気清浄とコンタミネーションコントロール研究大会

発表者

水野良典、村上栄造、清水一男(静岡大)

内容

本研究では、ヨウ素酸添着活性炭を触媒として、真空紫外光を発するエキシマランプをオゾン源としたオゾン触媒酸化によるガス処理を試みた。処理対象は硫化メチルとし、硫化メチルの2.5倍のオゾンを導入することで、オゾン触媒酸化の効果により硫化メチルに対するヨウ素酸添着活性炭の吸着容量は0.01 kg/kgから0.15 kg/kgへ、約15倍に向上した。
これら、ヨウ素酸添着活性炭とエキシマランプを用いたオゾン触媒酸化によるガス除去は安価に利用できるものであり、主に小規模分散用途での活用が期待できる。

発表年月:2022.4