研究論文 No.360
遺伝子組換えイネ栽培システムの構築事例
発表先
米の機能性食品化と新規利用技術 ・ 高度加工技術の開発【㈱テクノシステム刊】
発表者
丸山真一
内容
近年、遺伝子工学技術の発展により、種子に医薬原材料物質を蓄積する遺伝子組換えイネが開発されている。こうした遺伝子組換え植物は、医薬品という性質上、一定の品質で安定生産する必要があり、かつ遺伝子拡散についても考慮する必要がある。これらの課題を解決できる人工光型の遺伝子組換えイネ栽培システムを開発・構築した。遺伝子組換えイネ植物栽培システムの概要と環境制御項目およびその制御技術について、一般的な人工光植物工場との比較や省エネ化の検討事例を交えて解説した。