研究論文 No.318
電解処理によるトリメチルアミンの脱臭
発表先
空気調和・衛生工学会大会
発表者
水野良典、村上栄造
内容
本研究では、湿式スクラバーの循環水を電界処理により、窒素系の代表的な悪臭物質であるトリメチルアミンの脱臭を試みた。トリメチルアミン水溶液の臭気濃度2000に対して、SUS電極で電解処理した場合は、トリメチルアミンからクロラミンが生成し、臭気濃度7900に増加した。ダイヤモンド電極を用いた場合は、オゾンなどの酸素系活性種により、臭気濃度が10に減少し脱臭効果が認められた。