研究論文 No.315
ダイヤモンド電極を用いた電解処理による下水臭の除去
発表先
静電気学会大会
発表者
水野良典、村上栄造
内容
ダイヤモンド電極を用いた水道水の電解処理により、オゾン水の生成を行った。オゾン生成の電流効率は2%で、エネルギー収率は0.5g/kWhであった。 吸収液を電解処理し、溶存オゾンを生成することで、水吸収よりも高いガス除去効果が得られた。水吸収では硫化水素、メチルメルカプタンの除去率はそれぞれ、90%、80%であったが、吸収液を電解処理することで、硫化水素、メチルメルカプタンの除去率はいずれも98%以上となった。