研究論文 No.301
ダイヤモンド電極を用いた生活臭の脱臭
発表先
室内環境学会学術大会
発表者
水野良典、村上栄造
内容
ダイヤモンド電極を用いた電気分解により発生した活性種含有水の特性調査と生活臭に対する脱臭性能を調査した。電気分解処理後、残留塩素は検出されなかったが、色素の一種であるメチレンブルーが酸化脱色されたため、オゾンやOHラジカルといった活性種の生成が考えられる。水道水200mLにトリメチルアミン(純度30%)を10uL滴下し、30分間電気分解処理することで、臭気濃度99.5%の低減率(2000→10)を得た。臭気強度についても、4.0から1.5へ改善された。