3Dスキャナ計測による施工支援

3Dスキャナ計測による施工支援

リニューアル工事の計画・施工においては既存の建築や設備の正確な情報がとても重要となります。現場調査に3Dレーザースキャナを活用することで、正確な現況図の作成と効率的な施工を支援しています。

実施例

3Dレーザースキャナとは

レーザーを高速かつ連続して照射することにより、スキャナ周囲に存在する建物や配管、設備機器などの表面形状を無数の点の集合体（点群データ）として取得する装置です。点群データを専用のソフトで処理することで、円柱や平面などの形状を3D-CADデータとして出力することができます。使用するレーザーは安全なもの（クラス1）ですので、人体への影響はありません。

3Dスキャナ計測の有効性

PC上で現場を忠実に再現できるため、計測ミスや忘れによる手戻りを大幅に削減できます。
床レベルから天井配管などの計測ができるため、高所作業を削減でき、安全性の向上に繋がります。
計測による誤差はミリ単位となるため、手計測に比べて計測の精度が大幅に向上します。