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1925年の創業から100年。
朝日工業社は人々が働き、学び、生活をするための快適な空間を創り続けてきました。
この長い年月を支えてくださった皆さまには改めて心からの感謝を申し上げます。

世の中をもっと心地よく。
100年先も人々の明日を支え続けたい。

この先も変わらぬ想いを胸にあらゆる可能性への挑戦と
持続可能な未来の実現に貢献してまいります。

今までも、これからも
明日の「心地良い」のために。

朝日工業社100年のあゆみ

朝日工業社は、創業以来100年間、確かな技術力と真摯な取組みによって、
社会の期待に応えてきました。これからも「空気・水・熱」のプロフェッショナルとして、たえず未来を見つめ、
人々の豊かな暮らしと社会の発展に貢献していきます。

1925~1940 創業期 Founding Period

その技術を広く世のために志高く、朝日工業社 創業

大正14年(1925)4月3日に合資会社朝日工業社は誕生した。創業者の髙須茂は当時43歳。東洋紡績に原動課長として勤務する技師だったが、自らの発明考案による技術革新を世のために役立てたいと起業を決意した。繊維業では空気や温度調節に関する研究開発が重視される。髙須はその第一人者として業界でも認められる存在だが、会社側はその理念に賛同を示して退社を了承。起業後も東洋紡績との協力関係がつづくことになる。

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  • 1925

    4月3日大阪市北区において合資会社朝日工業社として創業

    紡績工場の温湿度管理調整工事や噴霧給湿装置工事の設計施工

    梳綿機の真空除塵装置を開発

    米フルトン社製シルフォン弁の日本総代理店となる

    アイアン・ファイアマン社製自動送炭機の販売

  • 1928

    東京出張所(現 本店)を開設

  • 1933

    アサヒ式スフ連続乾燥機を製造販売

  • 1940

    株式会社に改組

1941~1945 混沌期 Chaotic Period

戦中の朝日工業社の状況、苦難の時代

昭和16年(1941)に太平洋戦争が始まると、国力は兵器や軍需品の生産に集中されるようになってくる。当社も陸海軍工廠や軍需工場の工事受注に指向せざるを得なかった。

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  • 1945

    東京支店、大阪本社が相次いで空襲により焼失

1946~1954 再生期 Revival Period

終戦後いち早く社屋を再建

東京と大阪の両拠点を空襲で焼失する惨状で終戦を迎える。日本の都市部はどこも一面の焼け野原、くわえて食糧不足が国民を苦しめていた。昭和20年(1945)冬には1,000万人(諸説あり)の餓死者が発生する悲劇も生まれている。そんな苦難の状況下で、朝日工業社は不屈の精神で再建をめざした。

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  • 1946

    終戦後いち早く東京支店、大阪本社を再建

  • 1948

    北海道出張所(現 北海道支店)を開設

  • 1952

    名古屋出張所(現 名古屋支店)、福岡出張所(現 九州支店)を開設

  • 1953

    仙台出張所(現 東北支店)を開設

  • 1954

    広島出張所(現 中国支店)を開設

1955~1973 成長期 Growth Period

営業体制を強化して業界大手に躍進

朝鮮戦争後、政府は積極的な財政投融資を実行。それが功を奏して、昭和30年代に入ると高度経済成長が始まった。建設業界も活況を呈し、当社もこの好機に営業体制を強化して様々な産業分野への浸透をはかる。結果、昭和30年度約8億円だった工事受注額(契約高)が、昭和35年度は約22億円に急増。その後も受注額は増えつづけ、昭和46年度には約110億円に。15年間で約14倍の成長を達成し、業界大手業者としての基盤ができあがる。

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  • 1961

    港区浜松町に東京支社の新社屋を建設

  • 1962

    大阪市東淀川区加島町に大阪本社の新社屋を建設

  • 1964

    本社機構の改正により大阪支社を設置

    当社第1号のバイオロジカル・クリーンルームが完成

  • 1967

    機構上の本社を東京に移す

  • 1970

    登記上の本店所在地大阪から東京へ移転

    従業員持株会が発足

  • 1971

    東京証券取引所市場第二部へ株式を上場

    株式上場を機に新資格制度や新人事考課制度の制定等の会社組織・制度を大改革

  • 1972

    大阪証券取引所市場第二部へ株式を上場

1974~1991 躍進期 Leap Forward Period

機器事業部を発足業界で唯一無二の存在に

証券取引所一部上場を達成し、空調機器一般の開発・製作を担当する機器事業部を新たに発足。
クリーンルームの施工実績などを重ねて存在感を示し、創業66年目となる1991年3月期に受注高1,000億円の大台を突破。
建設業界の雄として確固たる地位を築く。

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  • 1979

    東京・大阪証券取引所市場第一部に指定替え

  • 1980

    企業持株会である朝日工業社共栄会が発足

  • 1983

    技術研究所を千葉県習志野市に開設

  • 1984

    機器事業部を開設

  • 1985

    省エネ型ドラフトチャンバ給排気システムを開発

    FASTクリーンルームシステムを開発

  • 1986

    北海道アサヒ冷熱工事株式会社を設立

  • 1987

    24時間運転可能な全天候型空調装置を開発

    乾式塗装ブース設備の開発

  • 1988

    スキャニングロボットの開発

  • 1990

    機器事業部の新工場として千葉県船橋市習志野に船橋工場を竣工し移転

  • 1991

    1991年3月期の受注高が1,000億円の大台を突破

    新型VAVの販売開始

1992~2004 発展期 Development Period

時代に沿った技術開発に注力

当時創業以来最高額となる120億円の工事を受注したほか、4期連続で受注高、売上高ともに1,000億円を突破するなど、業界大手として着実に発展。
半導体産業の拡大、省エネ需要の増大といった時代のニーズに応え、省エネ大賞受賞製品を共同開発するなど技術開発に注力。

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  • 1993

    香り空調システム「微香」を販売開始

  • 1995

    創立70周年マスコットキャラクターが「ペックくん」に決定、キャッチフレーズが「楽しく考えたい、空気・水・熱のこと」に決定

  • 1996

    台湾に現地企業との合弁による現地法人「亞太朝日股份有限公司」を設立

    アグリ研究に着手

    クリーンルームのフィルタの不具合を検査するシステム「SR-Ⅱ」を開発

  • 1997

    オゾン水の殺菌効果を利用した空調システムを開発

    タキイ種苗と「接ぎ木苗自動養生庫」を共同開発

    東京大学と実験動物飼育システム「FLAT」を共同開発

  • 1998

    日本初の省エネ支援会社FeSCOに出資

  • 1999

    クリーンルーム向け省エネ装置「ASES」の開発

  • 2002

    髙須社長が東京空気調和衛生工事業協会の第8代会長に就任

    組立式クリーンブース「美優風」の開発

    高性能エア供給装置「ASCシリーズ」の販売開始

  • 2003

    亞太朝日股份有限公司を完全子会社化

    「エコノパイロット」が省エネ大賞を受賞

2005~2024 革新期 Innovation Period

本社本店新社屋を完成革新の100周年へ

機器事業部豊富工場の開設、本社本店新社屋の建設など、創立100周年の節目を前に環境を整備。
「つくば技術研究所」の完成も見据え、次の100年に向け、設備工事、機器事業部、技術研究所の3つの柱を軸にさらなる革新を続ける。

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  • 2005

    噴流式ガラス基板温調システム「クリスタルジェット」を販売開始

  • 2006

    当社の研究開発案「組換えイネによる有用物質生産のための閉鎖型栽培システムの構築」が経済産業省研究プロジェクトに採択

  • 2007

    機器事業部・豊富工場を開設

  • 2010

    高効率顕熱空調機の販売開始

  • 2011

    「遺伝子組換え植物工場」の技術開発

  • 2012

    マレーシアに現地法人「ASAHI ENGINEERING (MALAYSIA) SDN.BHD.」を設立

  • 2015

    業務用ビル液冷空調システムの開発

  • 2016

    「エコノパイロット」ブランドの製作・販売権を継承

  • 2017

    コメ型経口ワクチンに関する共同研究がスタート

  • 2018

    港区浜松町に本社・本店新社屋が完成

  • 2019

    乾燥「ドライヤ」システム販売

  • 2021

    「朝日工業社グループSDGs基本方針」の策定

    「みえるかラボ」の運用開始

    国連グローバル・コンパクトへの署名

    コメ型経口ワクチン「MucoRice-CTB」臨床試験を実施

  • 2022

    東証の市場区分見直しに伴いプライム市場を選択

    「地方創生SDGs官民連携プラットフォーム」に入会

    「TCFD宣言」に賛同の意を表明

  • 2023

    コメ型経口ワクチン「MucoRice-CTB」安定供給へ目処

  • 2025

    4月3日創立100周年

Anniversary Event

100周年記念事業

100周年記念事業として、つくば市に「つくば技術研究所」を建設しております。
建設過程をタイムラプス映像にてご覧いただけます。

100th
anniversary
movie

100周年記念動画

100周年記念動画を制作いたしました。
100年の歴史を動画にてご紹介いたします。

Anniversary
Logo

100周年記念ロゴマーク

創立100周年記念プロジェクトの一環として、社員より広くデザイン案を公募し、
その中から「創立100周年記念ロゴマーク」を決定しました。